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下地補修

~プロが教える正しい施工方法~

外壁のひび割れた部分を放置しておくと、様々な不具合が起きてしまいます。

  • 外壁内部に湿気がたまりシロアリが集ってくる
  • 壁からの雨漏りによって室内の壁や天井にシミができる
  • 構造材が腐食し、躯体全体の強度が低下する
  • 構造材の強度が低下して地震で倒壊する可能性が高くなる

なぜ下地補修が必要か?

ひび割れた部分をコーキングせずに、いきなり塗装してしまうことはNGです。ひび割れた部分をしっかり補修してから塗装しないと、上記で述べた不具合が起こってきます。

ひび割れの補修(コーキング)

ひび割れの補修にはコーキング材が使われます。コーキング材には様々な種類があり、適切なものを使用しているか確認しましょう。

コーキング剤の種類と特徴

外壁などのひび割れをコーキング材で補修する際、「ブリード」といわれる現象が起きることがあります。
外壁にミミズ跡のように、グレーの汚れが浮き出て、ベタついた状態になっているものです。
このような現象を「ブリード」と呼びます。コーキング材に含まれる可塑剤がにじみ出てくることで起こります。可塑剤が補修表面に溶け出た塗料や汚れと反応して変色してしまうのです。

その原因は、コーキング材と塗料の相性です。相性が悪いものを使うと反応することによって、その成分が表面ににじみ出て変色してしまうのです。このような状態にならないためにもコーキング(ノンブリードコーキング)を使うことが重要です。

※特にサイディング(建物の外壁に貼る、仕上げ用の板材のこと)は要注意。サイディングはコーキング材の量が多い為、ひび割れが起きやすく、そのひび割れから漏水につながる危険性があります。

コーキング作業の流れ
  1. 古くなったコーキング材を撤去します
  2. まわりをテープで養生し、プライマーを塗布します
    ※プライマーとは下地とシーリング材の接着をよくするもの
  3. コーキングが完了
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シーリング工事の注意点

激安業者に騙されていませんか

「こんなはずじゃなかった…」これは実際の話です

相見積り対策で工事を激安で請負い、工事品質を下げて工事をする業者が急増しています。ご依頼するお客様自身が品質・内容にご納得して激安業者に工事をご依頼しているのであれば問題はありませんが、工事が終わってから後悔した話をよく耳にします。

注意1 打ち替え工事ではなく、打ち増し工事

シーリング(コーキング)の上も塗装をする為、塗装完了後は分らないことを見越しシーリングの「打ち替え」ではなく「打ち増し」で誤魔化す業者がいます。
サイディングなどはシーリング(コーキング)をしっかりと打ち替えないと、数年で破断してしまう確率が高くなります。

注意2 シーリング材の粗悪品を使用する業者

シーリング(コーキング)材は種類が多く、外壁面に強いもの、室内用のもの、塗料の性能を損なわないように設計されたものなど用途によって様々です。基本的に外壁に塗る塗装メーカーと同じメーカーのシーリングを使用する業者を選びましょう。それぞれが違うメーカーのものだと、塗装材とシーリング材の相性が検証されていない為お勧めできません。また、二液性などは撹拌不足が起こりやすい為、一液性がお勧めです。

注意3 三面接着による危険性

シーリング(コーキング)を撤去すると、目地の中に入っている中のシート(ボンドブレーカー)が外れてしまいます。シートを貼り直さないでシーリングを打ち替えてしまうと三面接着となってしまい、寒暖による収縮に弱いサイディングボードなどはすぐに破断してしまいます。

シーリング(コーキング)は表面からは見えない部分ですが、外壁を長持ちさせる目的の工事としてはとても重要な工事の一つです。